2025年5月1日、元Winkの相田翔子（55）がフジテレビ系の情報番組『ぽかぽか』に生出演し、約30年前の生放送ドタキャン事件について赤裸々に語った。当時、Winkはフジテレビの夕方の生バラエティ番組『パラダイスGoGo!!』にレギュラー出演しており、相田と相方の鈴木早智子は多忙な日々を送っていた。

ある日、楽屋に入ると誰もおらず、衣装だけが吊るされていたという。疲労がピークに達していた二人は、「温泉でも行こうか」と同時に口にし、そのままタクシーで伊香保温泉へ向かった。伊香保では、スナック「みどり」のママに宿を紹介され、温泉に浸かって一息ついたという。

翌日、事務所の社長に電話で謝罪し、フジテレビにも頭を下げた。番組では、共演者のヒロミが不在のWinkの代わりに番組をつないでくれたといい、相田は「ヒロミさん、目の奥では心配して『どうした？』って。でも、優しくて『普通通り、頑張ろうな』って。何か忘れられないです」と感謝の気持ちを述べた。

このエピソードは、相田が芸能生活の中で経験した苦悩と、それを支えてくれた仲間たちへの感謝の思いを改めて感じさせるものとなった。