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昔の日本映画(文学モノ)とかに出てきそうな雰囲気です とてもストイックなで静かなパワーを感じるヒロインでした 蘇州の朽ちた城壁も諦念を感じさせ良かったです |
太湖でボートに乗り「美しき青きドナウ」を歌う4人 立ち上がっているのがヒロインの義理の妹ですが ヒロインが月だとすると太陽で中国の伝統的な価値観「陰陽」を思い出しました |
ストーリーは至ってシンプルです。古都・蘇州のある名家に若い医師が訪ねてきます。
その名家は「静」(普遍)とすれば、その医師は新しい時代の風を身にまとった「動」…ここにも中国の伝統的な「陰陽」の世界を感じさせます。
その家の若い主人は「礼言」、家は長い戦争で荒れてはいますが、執事もいてまだ名家の余韻(余力)を残しています。主人・礼言は教養も高く物静かな人ですが、精神的に不安定で健康状態が優れません。一方訪ねてきた医師は、エネルギーにあふれ健康そのもので自信にあふれています。しかもその人は礼言の奥さんの初恋の人でした。そこから3人の心の動きが始まりこの映画のテーマになっていきます。
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