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小学校の敷地内にある校長の自宅 サンサンは、奇病にかかり悶々とした日を送る 病気が治った徴の黄色いオシッコを屋根の上から 下にいるお父さんに伝えお父さんが両手に受けるのが ラストシーン 汚いとかなくてすがすがしさすらあった |
とても良いアジを出していたハゲ鶴 彼のような存在が子供たちの社会性を 育てていく重要なファクターだと思う 今の日本では 排除の対象になってしまうような… |
館内にいたほとんどの50代・60代の観客はかなり感動していたようでした。僕は一応、30代ですが僻地の出身というハンデ(いやアドバンテージ)があるため かなり感動しました。まるで子供の頃に、周囲で起きていたことのようでした。僕らが知らなくても良いこと、気がつかなかったことがたくさんあって その頃の舞台裏まで ひっくるめて 表現してくれているような感じがしました。
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まじめな教育者の父親が校長としての責務も 放棄し息子のために毎日 医者を捜して歩き回る 周囲もそれに対しては何もいわずに理解している 「山の郵便配達」でもおんぶが効果的に使われていたが これは父子逆になっています |
サンサンのクラスの風景 みんながいつも問題を共有しているところが なんだか懐かしかった 学級崩壊という日本の現実からは 別世界の子供の純な世界があります |
妹尾河童がパンフレットに「試写が終わって出てきたときに、僕は思わず「こんな映画が観たかった!」と言ってしまった。かつて観た「山の郵便配達」でも感じたことだが、今の日本にはなくなってしまった素朴な心に触れたような気がしたからだ。」と書いていましたが、テレビゲームとか塾とかお受験とか…なんだろうと思ってしまう。何となく脱力感(絶望感?)があるのも確かです。
まちがいなく一見の価値のある映画です。「ニューシネマパラダイス」とちょっとかぶるような観後感でした。
1999年中国・金鶏賞(児童映画部門) 最優秀作品賞・脚本賞・助演男優賞
華表賞・童牛賞・北京大学生映画祭 最優秀児童映画賞・脚本賞
2000年イラン・イスファハン国際青少年映画祭 金胡蝶賞
2000年イタリア・ジフォーニ国際映画祭 銀獅子賞
日中国交正常化30周年記念上映
岩波ホール創立35周年記念上映作品
【スタッフ】
プロデューサー:ツァオ・リン(曹霖)
監督:ツュイ・コン・リン(徐耿)
原作・脚本:ツァオ・ウェンシュエ(曹文軒)
撮影:リゥ・リーホァ(劉利華)
音楽:ツォウ・イエ(鄒野)
録音:トゥ・シァオホァ(杜小華)
編集:ロウ・リン(楼玲)
美術:ウー・リーチョン(呉黎中)
【キャスト】
サンサン(桑桑):ツァオ・タン(曹丹)
ジーユエ(紙月):ウー・チンチン(呉琴琴)
サン校長(桑喬):トゥ・ユアン(杜源)
パイ・チュエ(白雀):マー・リンイェン(馬●雁)●令羽
トゥ・シャオカン(杜小康):チン・リンイェン(金喜栄)
ルー・ホー(陸鶴):シェイ・イェンチン(許雁青)
チアン先生(蒋老師):シュイ・チョンフォン(徐成峰)
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